ブックタイトル押出法ポリスチレンフォーム断熱材による木造軸組住宅の断熱設計施工マニュアル
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押出法ポリスチレンフォーム断熱材による木造軸組住宅の断熱設計施工マニュアル
10 1)床部 基礎断熱若しくは床断熱を行います。床断熱では気密措置に合せて外壁及び間仕切り壁下部の気流留め措置が必要 です。 ①基礎断熱 基礎断熱は、床下空間が室内側となることから地盤の防蟻対策はベタ基礎を原則とし、床下換気口を設けず基礎天端 /土台間に土台気密材を用いて気密性を図ります。また、外壁及び間仕切り壁下部の気流留め措置は床下空間が室内 側となるので不要です。なお床下での漏水など不具合の対処として、床下高さを確保すると共に間仕切り壁下部の基礎に 人通口を設けるなど、床下部が点検できるように設計します。 ⅰ. 基礎外側断熱 断熱材は同時打込みを標準とし基礎最下部より天端まで施工します。押出法ポリスチレンフォームは紫外線により劣化し ますので、脱型後は速やかに外装仕上げを行うようにします。また、断熱材中をシロアリが這い上がり構造材等を食害する ことがあるので、シロアリ生息地域では防蟻断熱材※1やステンレスメッシュによる防蟻工法※2等の防蟻対策を実施ください。 ※1. 防蟻断熱材 スタイロフォームTMAT ダウ化工(株) 、 ミラポリカRフォーム (株) JSP ※2. 防蟻工法 ターミメッシュフォームシステムR (株)カネカ(ソーラーサーキットRの新築住宅専用) 図7-3 基礎外側断熱施工例( 一般部) 図7-4 基礎外側断熱施工例(玄関廻り)表7-3 基礎部断熱厚さ(押出法ポリスチレンフォーム3種a又はb(λ=0.028w/(m・K)以下)の場合)※ 必要厚さは、基礎の外側、内側、若しくは両方の合計厚み400mm基礎断熱外装材(ラスモルタル等)防湿フィルム土台気密材ベタ基礎床面(GL+50mm)外部内部押出法ポリスチレンフォームホールインアンカー+片ネジ鉄筋@150ベタ基礎写真7-1 ~ 4 基礎外側断熱施工例地 域部 位土間床等の外周部分の基礎外気に接する部分その他の部分熱抵抗値の基準(m2・K/W)断熱材の必要厚さ(mm)熱抵抗値の基準(m2・K/W)断熱材の必要厚さ(mm)熱抵抗値の基準(m2・K/W)断熱材の必要厚さ(mm)熱抵抗値の基準(m2・K/W)断熱材の必要厚さ(mm)3.51.2100353.51.2100351.70.55015――――1・2地域3地域4・5・6・7地域8地域