ブックタイトル押出法ポリスチレンフォーム断熱材による木造軸組住宅の断熱設計施工マニュアル

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概要

押出法ポリスチレンフォーム断熱材による木造軸組住宅の断熱設計施工マニュアル

13写真 7-8 バスユニット下部の断熱施工例 図 7-8-b バスユニット下部の開口部の処理例図7-8-a 基礎断熱での対処例 ⅵ. バスユニット部の断熱施工  一般部が床断熱の場合、以下のいずれかの措置を実施します。   a.基礎断熱での対処  ●バスユニット下部を基礎内側断熱します。施工の   概要は、7-5 1) ⅱ項の基礎内側断熱を参照。  ●この部位は断熱や防湿欠損が生じやすいので施   工には十分注意する。  ●バスユニットの下部は屋内空間となるため、土台   と基礎天端間には、土台気密材等を用いて隙間   が生じないようにする。  ●ねこ土台で基礎天端/土台間に空間が設けられ   ている場合は、専用の部材などで気密措置を行   う。 b.人通口の措置  ●バスユニット床下点検のために基礎に設ける人   通口は押出法ポリスチレンフォームを充填して塞   ぐ。(図-7-8-b) ⅶ. 玄関土間等  玄関・勝手口等の土間床部分については、断熱施 工を省略する事ができることになりましたが、その面積 が大きい場合や寒冷地では断熱することを勧めます。 なお、床断熱住宅の玄関土間外周基礎と土台部は、 基礎部の断熱の有無に係わりなく土台気密材を用い る等による気密措置が必要です。  なお、玄関部土間はシロアリ侵入の可能性が高い部 位です。断熱施工する場合は防蟻断熱材に併せて玄 関外側土間下の薬剤による土壌処理等の防蟻対策を 実施ください。基礎天端部、簡易発泡硬質ウレタンフォームにより断熱措置気密措置(専用部材or簡易発泡硬質ウレタンフォーム)断熱補強(4地域以北)断熱補強(4地域以北)基礎断熱材人通口(断熱材充填)図 7-9 玄関納まり例(4~8地域)※ 玄関ドア側の基礎断熱材は、壁室内面と面が合いません。防湿フィルム押出法ポリスチレンフォーム床断熱用専用金具押出法ポリスチレンフォームねこ土台(隙間部吹付けウレタンフォーム等による気密措置)押出法ポリスチレンフォーム押出法ポリスチレンフォーム